2007年01月24日
夢で会いまショー
ハワイ オアフ島のサウスショアに位置するワイキキビーチは
世界的にも有名なリゾート地である。
一年を通して夏を演出してくれるその常夏の島は
訪れる人々の心と顔をほころばせるのである。
ワイキキビーチのすぐそばを通るカラカウア通りは
東向きの一方通行で4車線もある大きな通りなのだ。
空港方面から来ると、運河を越えた少し先辺りから
しだいに両側をホテル街の大きな建物に囲まれていき
やがて、きらびやかなショウウィンドウや有名ブランドショップが連なる
ワイキキの中心地へ と入って行きます。
カラカウア通りの一番右車線を走っていると
ピンク色の派手なロイヤルハワイアンホテルのすぐ横を通り
その先のモアナ・サーフライダーホテルを過ぎた当たりで
やしの木越しにワイキキのビーチが目の前に広がる。
ハワイにやって来たんだ!という実感が改めて沸き起こる瞬間なのだ。
若い女性の運転する 古ぼけたピックアップトラックが
一番左の車線をゆっくりと走ってきて
信号で止められた。
朝の早い時間だけれど、カラカウア大通りは人通りが多い。
早い時間の飛行機でやって来て
ホテルにチェックイン出来ずに時間を潰している観光客が目立つのだ。
通りを渡る人々をぼんやりと眺めていた彼女の目に
一組のカップルが飛び込んできた
日本人らしきその男女は
とても楽しそうに はしゃいだりしているのだが
海から上がって来たばかりなのか
ポタポタとしずくが垂れていて
体中ずぶぬれのままである
良く見てみると
サーフトランクスとラッシュガード姿なので
朝一番で波乗りでもしてきたのだろう
(タオルぐらい持って行きゃーいいのに・・・)彼女は思わずつぶやいた。
2人は通りを渡ると歩道をこちらに向かって歩いてきた
運転席の窓ガラスを全開にしてある 彼女に
2人の話し声が聞こえた。
どうやら2人は
「ゴンちゃん」 と 「keyちゃん」 と言う名前らしい。
ピックアップトラックの横を通りしな
女の方がこちらを見て にっこりと微笑んだ
(ずーっと見ていた事がばれていたのだろうか?)
彼女は視線をそらし
前を見た
ちょうど、通りの真ん中あたりで
大柄の男が声を上げて歌っていた
「Time~ is on my side Yes, it is !
Time~ is on my side Yes, it is !! 」
ローリング・ストーンズの 「Time Is On My Side」 だ。
男の肩に止まっているインコが飛び立ち
別の女の肩に止まった
すると、突然その女も
同じ歌を歌い出した
「タ~イム イズ オン マイサイド イエス イティ イズ!!・・・・・・・・・」
何故かこちらを見て笑っている
また、インコは飛び立ち
今度はトラックのすぐ横を歩いている黒人の男の肩に止まった
男はこちらに向き直り
同じ歌を歌いながら近づいてくる
彼女のトラックの横まで来たその男は
両手をドン!と窓の開いているドアにかけた
飛び上がらんばかりに驚いた彼女が
悲鳴を上げようとしたその時
後ろから けたたましくクラクションが鳴った
信号がすでに青に変わっていたのだ
彼女は男の手を振り払うかの様にして車を発信させた
激しいホイルスピンとタイヤスモークを上げながら
ピックアップトラックは走り出した
彼女はバックミラーで男の姿を確認したが
肩にはすでにインコはいなかった
トラックを猛スピードで走らせながら
どこかで見た光景だと彼女は記憶をたどっていた
そして、何故か視線を感じ
あたりを見渡しながらトラックを走らせる・・・
何度も確認したのに
ふと、となりを見たら
さっきのインコがシートの上に止まっていた!!
「ギャァーーーーーーーーー」
目が覚めたら、喉がカラカラだった
どうやら私は、ホットカーペットの上で居眠りしていたようだ
おかげで、体はホカホカの状態になっている
そして、何故だかエフェクターを枕代わりにしていた
どうりで、変な夢を見るはずだ。
世界的にも有名なリゾート地である。
一年を通して夏を演出してくれるその常夏の島は
訪れる人々の心と顔をほころばせるのである。
ワイキキビーチのすぐそばを通るカラカウア通りは
東向きの一方通行で4車線もある大きな通りなのだ。
空港方面から来ると、運河を越えた少し先辺りから
しだいに両側をホテル街の大きな建物に囲まれていき
やがて、きらびやかなショウウィンドウや有名ブランドショップが連なる
ワイキキの中心地へ と入って行きます。
カラカウア通りの一番右車線を走っていると
ピンク色の派手なロイヤルハワイアンホテルのすぐ横を通り
その先のモアナ・サーフライダーホテルを過ぎた当たりで
やしの木越しにワイキキのビーチが目の前に広がる。
ハワイにやって来たんだ!という実感が改めて沸き起こる瞬間なのだ。
若い女性の運転する 古ぼけたピックアップトラックが
一番左の車線をゆっくりと走ってきて
信号で止められた。
朝の早い時間だけれど、カラカウア大通りは人通りが多い。
早い時間の飛行機でやって来て
ホテルにチェックイン出来ずに時間を潰している観光客が目立つのだ。
通りを渡る人々をぼんやりと眺めていた彼女の目に
一組のカップルが飛び込んできた
日本人らしきその男女は
とても楽しそうに はしゃいだりしているのだが
海から上がって来たばかりなのか
ポタポタとしずくが垂れていて
体中ずぶぬれのままである
良く見てみると
サーフトランクスとラッシュガード姿なので
朝一番で波乗りでもしてきたのだろう
(タオルぐらい持って行きゃーいいのに・・・)彼女は思わずつぶやいた。
2人は通りを渡ると歩道をこちらに向かって歩いてきた
運転席の窓ガラスを全開にしてある 彼女に
2人の話し声が聞こえた。
どうやら2人は
「ゴンちゃん」 と 「keyちゃん」 と言う名前らしい。
ピックアップトラックの横を通りしな
女の方がこちらを見て にっこりと微笑んだ
(ずーっと見ていた事がばれていたのだろうか?)
彼女は視線をそらし
前を見た
ちょうど、通りの真ん中あたりで
大柄の男が声を上げて歌っていた
「Time~ is on my side Yes, it is !
Time~ is on my side Yes, it is !! 」
ローリング・ストーンズの 「Time Is On My Side」 だ。
男の肩に止まっているインコが飛び立ち
別の女の肩に止まった
すると、突然その女も
同じ歌を歌い出した
「タ~イム イズ オン マイサイド イエス イティ イズ!!・・・・・・・・・」
何故かこちらを見て笑っている
また、インコは飛び立ち
今度はトラックのすぐ横を歩いている黒人の男の肩に止まった
男はこちらに向き直り
同じ歌を歌いながら近づいてくる
彼女のトラックの横まで来たその男は
両手をドン!と窓の開いているドアにかけた
飛び上がらんばかりに驚いた彼女が
悲鳴を上げようとしたその時
後ろから けたたましくクラクションが鳴った
信号がすでに青に変わっていたのだ
彼女は男の手を振り払うかの様にして車を発信させた
激しいホイルスピンとタイヤスモークを上げながら
ピックアップトラックは走り出した
彼女はバックミラーで男の姿を確認したが
肩にはすでにインコはいなかった
トラックを猛スピードで走らせながら
どこかで見た光景だと彼女は記憶をたどっていた
そして、何故か視線を感じ
あたりを見渡しながらトラックを走らせる・・・
何度も確認したのに
ふと、となりを見たら
さっきのインコがシートの上に止まっていた!!
「ギャァーーーーーーーーー」
目が覚めたら、喉がカラカラだった
どうやら私は、ホットカーペットの上で居眠りしていたようだ
おかげで、体はホカホカの状態になっている
そして、何故だかエフェクターを枕代わりにしていた
どうりで、変な夢を見るはずだ。
