海と彼女と彼の鳥

　車はその国の人や文化を良く表していると言います

当然ですが、生産している国の人々に乗ってもらう為

設計、生産の際、色々とその国でリサーチやテストをしているので

当然と言えば当然なんですが・・・



例によって、特殊な車の紹介です。


１９１４年イタリアはボローニャで産声を上げた

マセラティ　ガレージワークショップは

ボローニャ市ネプチューン像のシンボルである

トライデントエンブレムを

ボンネットに取り付けた車でレースデビューするのだが

１９２６年デビューレースを制してしまう。


そこからの快進撃で

幾多のレースに勝利するマセラティは

一躍有名になりました。


keyちゃん達のスーパーカーブーム世代は

マセラティといえば

ボーラやメラク、ギブリなどがあげられますが

以外とクアトロポルテ（４枚ドアと言う意味でセダンを表す）

が実力派だったりします。



そして現代のクアトロポルテは


　　これ↓






綺麗なデザインだと思っていたら

やっぱり、ピニンファリナだった








フロントフェンダーのダクトも

レーシー　かつ　エレガントなアクセント







トライデント　エンブレムが押し出し強く

普通のセダンじゃないのよ～ん

と主張しています










たたずんでいるだけでも異彩を放つこの車

エンジンかけると

これまたビックリ！

クウォ～～ン！　と

高音質な高めのアイドリング

そして

シャープなレスポンス



おまけに

フェラーリと良く似た排気音






そりゃーそうだ

親会社フェラーリだもの



しかし

セダンだろ？って言いたくなるよな味付け。







この前バラしたモデナに良く似ているよ～な気がする






なんてったってこれだもの

デュオセレクトというミッション

パドルシフトなんです。

フェラーリのＦ１マチックと一緒？






シフトアップパドル







シフトダウンパドル







んで、リバースセレクト

指先で軽くつまんで引っ張り上げながら動かすのだ。

あくまでも軽～～くね

乱暴に扱うと簡単にめげてしまうのです






昔から　マセラティという車

なんとなくスケベ心満載で御座います

イタリア文化でしょうか

女性受けする内装が多いです






絶対外せない、アナログ時計。

これ見よがしな場所にはっつけてあります






ウッドやレザーのステッチ、ピカピカのエンブレム

日本車が絶対出来ない本物志向

国産高級車がまねてもパチもんにしか見えないのが不思議






シートにパイピング加工することで

単調に見栄がちな淡色に

アクセントをつけています






型が高そうなレザーの型押し

こんな手間も価格に乗っかってんでしょうね






やっぱりミッションは後でしょう

前後荷重が理想に近いんで・・・







トランスアクスルって金かかるのかな？

スペース的にも制約が多いし・・・

日本車じゃ　あまり採用しないですものね

そーいや

最近出た日産のＧＴＲが採用しているらしいですけれど。







アルミをふんだんに使用した足回り






エキゾーストはタコ足？








車作るのにコストって考えてないのでしょうかね？

だから会社傾くんじゃない

って

余計なお世話か・・・







これだけみて判る人は

新車で２千万円近くも出した人

もしくは

車屋さん




何だと思います？
























貴金属をプレゼントするような感じで

車のキーを渡されたら・・・・









さすがはイタリアン

女性の心を良く知ってます